MOVIE大戦2010〜感想



いやもうなんていうか残念。

テレビシリーズも後半からアレでしたし、ストーリーが畳めないだろう事は分かってました。
だからその辺は期待せずに、せめて演出とか映画ならではの絡みを楽しみにしていたんです。
あくまでこれは私の個人的な感想だという事を前提に進めます。

「ディケイド完結編」
まずは冒頭のシーンから。
先にいっとくと、ここ以外良かったところが見付かりません。スカイ先輩いい仕事した!
ディケイドを敵に回すといかに性質が悪いのか、嫌というほど理解させられるシーンです。そら最強やわ、みたいな。
みんなも世界の破壊者がカードスラッシュしたら全速力で逃げましょう(回避不可だけど)。

さて、活躍を期待していた一人であるJさん。
誰もが思っていた通り、ダブルのOP中で公開されたシーンが全てでした。またもやキック無し。
例のシュワーンな現象で登場したので、今回は海東さんとこの子じゃなくご本人なんでしょう。
自衛隊とスマートブレイン社の力で退場しました。どうしたJパワーの戦士。

その後。ライダー狩りの途中からお話が始まるので、すでに倒されてしまった方々もいるわけですよ。
シンさん出ませんでした。
前回も述べましたが、ドラスが敵ならあの人が…!
ZOさん出ませんでした。
シンさんは個人的な期待だったので、まぁいいですよ。いやよかないけど我慢できますとも。
何故早々にやられているんですかZO先輩。
結局ネオ生命体とは最後まで接触せず、というか登場せず。一番がっかりした点です。
昭和の方々も冒頭にスカイとスーパー1が登場しただけで、残りの人はすでにやられてカード化している状態。
もう蜂女とかタックルとかいいから、ライダー狩りの尺をもう少しとってそれぞれの戦いを見せてほしかったです。
終わり方も予想通り。
はいそうですね終わりましたね(笑)
な感じ。
勿論、役者の方々や製作に関わっているスタッフが悪いわけはありません。
全ては「ライブ感」とかぬかしてるどっかの偉い人のせいです。

「ビギンズナイト」
面白かったです。
純粋に楽しめました、おやっさん超カッコイイ。渋くて強いオヤジ大好き。
ダブル特有の賑やかな雰囲気や細かい演出、とても良かったです。
園咲一家はほとんどちょい役でしたが、それはいいのです。
ミックかわいい。
いつでもどこでも不機嫌なミックですが、今回のご機嫌ナナメ度は最高潮。あの唸りっぷりにトキメキまくりです。パパ好かれてない。
かわいいなぁミック。

ビギンズナイトの回想で登場したファングメモリ、イメージしていたよりわりと大きかったですね。
ベルトにガシーンと挿した瞬間は「あの余ってる部分はどうするんだろう」と思いましたが、折り畳むとは。
ごちゃごちゃしているベルトがよりゴッテゴテに。重そう。
右の人は完全に頭脳派だとばかり思っていましたが、普通に戦えてるし。しかも強い。
白黒トゲフォームはいつ頃テレビシリーズに登場するんでしょうか。

神父さんの変態ぶりと劣勢になったときの小物ぶりもダブルらしくて安心のクオリティ。

あとAの人。本当に最後の最後に登場。たーのーしーみー
土下座フォーム。

「完結編」無しでダブルの尺が倍あったら、それは素晴らしいものになっていたんだろうなとか。
短い時間なのにまとまっていて満足しました。
第一ステージに比べて文章量が少ない気がしますが、それ程に疑問を持たず楽しめた結果です。

「MOVIE大戦2010」
ディケイドとダブルの話のその後がここでリンク。
逃げた神父さんを追ってひらけた場所に出たら、でっかい要塞が飛んでいます。
なんだありゃって言っても仕方ないですね。そりゃ言うよ。
スーパークライス要塞の封印の地は風都だったというのも衝撃。
神父さんも順応性が異様に高いので、よく分からないマンモスメカにも動じません。余裕で飛び乗りました。
そしてマゼンタ色の先輩と遭遇。

さあさいしゅうけっせんだ! へいせいらいだーのみんなもかけつけたぞ!
その登場シーンで一掃されるスーパーショッカーの戦闘員+怪人達。
「ちょっとくすぐったいぞ」×8
一人空気読まず「痛みは一瞬だ」
 もう何が何やら。
そしてスーパークライス要塞を撃破したのは月影さんのトラウマフォーム、ヒートメタルでした。
相変わらずの強さは見事ですが、使い捨てにされたマンモスさんが哀れ。

そういえば鳴滝とかいう人が何か叫んでましたが、あれはギャグなんですよね。
元々予定されていた第二部、見たかったなぁ。
もしそうなっていれば鳴滝さんも海東さんも、まともな真相が描かれていたはずなのに。

変身したドラスはなんだかなぁな印象を受けました。
ごちゃごちゃし過ぎて原形がもうどこへやら。しかもたいして活躍せず。

総合して見てみると、ダブルの為にあった映画だったように思います。
ラストの翔ちゃんとおやっさんの会話、良かったなぁ。
最終的な感想は予想を超えたしょっぱさ、でした。

スーパーショッカーいらなかった。


↓輝かせてみた↓


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